読書のなかで出会った言葉、本達を詰め込みました。問題解決に導く本、心を和ませる本、子どもと一緒に眺めたい本等、すてきな出会いが待っています。

何のための勉強か? 「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」 過去の読書日記再録

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰(2013.5.25)
著者 池田貴将  Sanctuary books

吉田松陰、歴史の教科書の一節に必ず名前が出る
維新志士の師匠。
私の知識にあったのはこのくらいの事しかありません
でした。最近、大河ドラマの「花燃ゆ」を子どもと
一緒に観ているのですが、その吉田松陰に惹かれて
この本を手にしました。

歴史、幕末好きの方には怒られそうな入り方
してますが・・・


ドラマに出てくる松陰さんの言葉で、
松下村塾に入ってきた塾生に

『一緒に研究しましょう』

という姿勢で接するのが面白かったのです。

現代で、そんな先生、いるんだろうか??

とても熱く、それでいて共感する態度に
もっとその人が知りたくなりました。
が、実は読書も苦手で
歴史も苦手な私は、いきなりその当時の言葉など
理解できません。
そこで、超訳を選びました。

この『覚悟の磨き方』ですが、松陰さんの超訳された言葉が
176個、載っています。
その前に、プロローグとして松陰さんの生涯が簡単に説明
されているので、言葉だけでなく松陰さんの歴史も簡単に学んで
本編に入ることが出来ます。

本編はテーマごとに言葉が並んでいます。
①心 MIND
②士 LEADERSHIP
③志 VISION
④知 WISDOM
⑤友 FELLOW
⑥死 SPIRIT

この6テーマです。
どこから読んでも楽しめるので、
自分の興味が引かれる順、聞きたい言葉
から開くのも良いですね。

まずプロローグに、

いかに生きるかという志さえ立たせることが
できれば、人生そのものが学問に変わり、
あとは生徒が勝手に学んでくれる
(p.53)

という言葉があります。
松陰さんは弟子ではなく、一人の個人として
お互いの目標について論議し、
「一緒に勉強しましょう。」と話していたそうです。

教育は知識の伝達ではなく、教える人の
生き方が、学ぶものに影響し、初めてその成果が
得られる。

その姿勢こそが、維新を代表する偉人達を
排出するのです。

今、学校では受験の為に、
そして就職の条件を良くする為に
勉強する子どもが多いと思います。

志などありません。

親の為に学校に行ってやってると
思っている子もいます。

先生も指定の教科書、指定の時間数
があるので、一緒にやってみようという
事は言えるかもしれませんが、
時間に関係なく、真に議論できる様な
状況ではないでしょう。

大人でさえも、志があって
日々努力する人は少ないかもしれません。
志があって、自分を高める努力をしているか??
これは先日書いていた「7つの習慣」に通じるもの
がありますが、目指すところがある、
自分に誠実に曲げられないものがある、
私にも最近まで全くありませんでした。

「勉強しなさい!!」と、子どもに言うのをやめて
志について、何回も話し合う必要がありそうです。

kokorom14.png

ただ、忘れてならないのは、松陰さんは学舎の先生では
なくて兵学者です。

教育の姿勢はともかく、
行動は過激、渡米したいが為に当時禁止されて
いたにもかかわらず、黒船に潜入するとか、
目的のためなら
幕府の要人の暗殺を計画し、塾の門下生に
指示をする(結局、門下生は動かず計画のまま)。

情熱的でもあり、冷徹です。

ただ、彼自身は子どもの頃から大変読書家で、
兵学だけでなく、他分野に精通し、
暇があったらひたすら読書をし、
何でもメモをとりまくり、
行動に即移せる、やはり凄い人です。

苛烈に生きたその人の言葉には
現代人でさえも心が動かされる何かが
あります。

では今日の言の葉です↓↓↓
020 流れを変えるのは自分の行動
幸運とか不運というものは、
天から無差別に降ってくるものではなく、
すべて自分から求めているものなんです。

そのことを思い出すことができれば
他人のせいにしたり、
組織のあり方に腹を立てたりすることなく
「自分の行動を変えよう」
という発想に行き着くことができるはずです。
(p.386)

118 自分を磨くために
出世する勉強というのは
私はあまりおすすめしません。
そこで得た知識や能力を、誰かに使ってもらうことを、
受動的に待つしかありませんから。

勉強は「自分を磨くため」という考え方が
シンプルで好きです。
自分のために、自分を磨き続けている人は
偉くなるなんて考えもしないのに、
自然と、周囲から尊敬されるような人物に
なっていきます。
(p.1107)

稚拙ながら。。。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)(アマゾン)




吉田松陰「人を動かす天才」の言葉をみる→




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志を立てる 吉田松陰「人を動かす天才」の言葉 過去の読書日記再録

吉田松陰
「人を動かす天才」の言葉
(2014/10/22)
志を立てることから、すべては始まる
著者 楠戸 義昭    三笠書房

↑吉田松陰さんが表紙です。

先日「覚悟の磨き方」のメモを載せました。
「覚悟の磨き方」はこちらから(別窓が開きます。)

「覚悟の磨き方」は超訳でしたので、今度は訳が対に
なっているものをと思い、この本をてにとりました。

超訳と訳があって、その後に背景、
中国との思想との関連、
誰宛に述べた言葉なのかが注釈として
添えられています。

例えば、こんな感じです。


真心をもってすれば、不可能なことはない
-至誠にして動かざるもの未だ之れ有らざるなり。
(講孟劄記)
この言葉は本来、今から二千三百年前の中国の思想家・
孟子の言葉だが、松陰自らの精神の根幹とした
非常に重要な一語である。彼の三十年の人生は
この至誠(真心)によって貫かれていた。(no.228/2105)

吉田松陰さんは幼少から読書に
親しんだため、博識で、中国の思想にも
精通しています。松陰さんは囚人として
牢獄にいたときに、他の囚人達と勉強会を
開き、みんなで「孟子」をよんで議論した
と言われています。このときの議論メモと、
自宅幽閉の際に家族に講義したものを
まとめたのが吉田松陰の代表作の1つ
「講孟劄記」です。本はここから言葉を出典
しています。

家族に孟子を講義して、一緒に議論する、
博識な家族です。

当の言葉ですが、松陰さんは真心はすべての
人間に通じるという信念を持っていました。
この信念は松陰さんが処刑された後も
松下村塾の門人に引き継がれていきます。

ではラインナップです。
序章 「歴史の歯車を動かした男」吉田松陰
   -人を、国を、
    そして自分を動かした生き様とは?

1章 吉田松陰に学ぶ「自分を高める」言葉
   -「天才思想家」はいかにつくられたか

2章 まっすぐであたたかい
    吉田松陰の素顔が見える言葉
   -家族・同志を大切にした
     人間味のある一面

3章 怖れず覚悟を貫く言葉
   -松陰が抱いた新たな夢、
    そして突然の死・・・

4つの章の構成です。序章に松陰さんの生涯の
概略があります。

080.png

志を立てることから、すべては始まる
-志を立てて以て万事の源と為す。

吉田松陰さんの志は
「徳のある人になる」自分を正しく、天下を正しくしよう。
であることを著書に残しています。

志の大切さは門弟だけでなく、
友達にも話しています。
松陰さん17歳のとき、叔父の私塾で
友達にこう話しています。

「進む道が正しいか正しくないか、
 学問や仕事がうまく行くか行かないか、
 それは志を立てたか立てなかったかにある。
 だから士たるものは、その志を立てねばならない。
 志もあればやる気もついてくる。
 意気込みがあれば、目標が遠くにあっても
 たどりつけないことはなく、
 難しくてできないということもない。」

現代で、17歳といったら・・・高校生か??
達観してます。現代で17歳は悩み多き
年頃です。時代背景が全然違いますが、
そこまで悟れるほど自分を高めたのが
たった17年ていうのが驚きです。

志って本当に大切ですね。

では、今日の言の葉です↓↓↓
一日一つ記せば、年に三百六十を学べる
 一日に一事を記せば、一年中に三百六十事
 得ん。一夜に一時を怠らば、百歳の間
 三万六千時失はん。


一日に一つ学べば一年で360の知識が得られます。
(太陰暦だから360個)
もし、1時間サボると、百歳まで生きたとして
約四年あまりの時間を失いますよ。
だから時間は無駄にしないように、という
松陰さんの言葉です。
実際に数字にされると、1時間の重みを
感じますね。

稚拙ながら。。。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

吉田松陰 「人を動かす天才」の言葉: 志を立てることから、すべては始まる (知的生きかた文庫)(アマゾン)




「覚悟の磨き方」をみる→




ナンバー2が主役 「日本史人物ナンバー2列伝」

大判ビジュアル図解
大迫力!写真と絵でわかる
日本史人物ナンバー2列伝
(2014年6月5日)
著者 入澤 宜幸       株式会社 西東社




昨今、歴史人物の本は大変種類が多くて
読みやすいものが多くなっています。
小学校の図書室にある学習漫画に始まり、
最近の人物を美化したような漫画、
面白い逸話を紹介し興味を引くもの等様々です。



↑↑
女の子受けしそうな絵です。ウチの子達も読みました。
この本のシリーズは大体が漫画で、有名なエピソードを
掻い摘んでいて、細かいところまでは載っていません。

では、ナンバー2中心のこの本は何故面白いのか?

例えば、
推古天皇を支える聖徳太子

実質政治を行う日野富子に文化の発展に功績を残した足利義政
(日野富子がナンバー1。。。)

豊臣秀吉の軍師、黒田勘兵衛

というように、ナンバー1の人物と対比で載っており、
ナンバー2であった期間も掲載されています。
また、ナンバー1によってはナンバー2ランクの人が複数いるときも
あるので、ナンバー1の何を助けたのか比べるのも良いです。

では、ラインナップです。↓

第1章 飛鳥~平安時代のナンバー2
     天皇のナンバー2が実権を握る!

第2章 鎌倉~室町時代ナンバー2
     天皇・将軍を補佐する立場で政権を掌握!

第3章 戦国時代のナンバー2
     軍師・参謀が戦乱の時代に能力を発揮!

第4章 江戸時代のナンバー2
     将軍直属の家臣たちが幕政を担う!

第5章 幕末・維新のナンバー2
     師に導かれた志士たちが江戸幕府を倒す!

第6章 近代・現代のナンバー2
     明治天皇臣下たちが近代国家を建設!


章の間には黒田勘兵衛が軍師として采配を振るった合戦の解説、



江戸時代では女性達に焦点を当てた小話もあります。





オールカラーで、眺めるだけでも楽しい本です。
(私の場合、この人ってこんな顔で描かれてるんだ。。。
 と思いながら読んでいました。)
また、ナンバー2の人物がのこした名言、
重要な出来事とその時の年齢、
その時代の年表など、
歴史の流れも簡単に掴めて、小学生には大変読みやすい本です。

では、今日の心に響く言の葉は、吉田茂の要請で
終戦連絡中央事務局参与として活躍した白州次郎の
お言葉です。

押しつけられようが、
そうでなかろうが、
いいものはいいと
率直に受け入れるべき。

(新憲法である日本国憲法の原則について
 白州が述べた言葉。p.188)

私は、大学受験で必要な教科ではなかった
歴史を今頃になって勉強しています。
基本的なことが分からなくて恥ずかしいと
思うこともアルのですが、
歴史上の人物が織りなすドラマだと
思って学ぶと楽しいものです。

いいものは、いい。
素直な気持ちで常に学んで行きましょう。

稚拙ながら。。。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆様に感謝いたします。



大判ビジュアル図解 大迫力! 写真と絵でわかる 日本史人物ナンバー2列伝(アマゾン)


プロフィール

rie0725

Author:rie0725
上の子小学校6年生、
下の子小学校4年生
2人の子どもをもつ
 子育て中の主婦(30代)です。


子育て、家事、仕事と
    追われる生活の中

隙間時間を利用して
  本を読んでいます。


どうぞよろしくお願いします。

*当サイトはリンクフリーです。

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